🧠【金融脳活】
昔の100円、今の価値にするといくら?

○○カップヌードルって、発売当初100円だったみたいよ。今では倍以上の値段らしいけど…ホントかしら?

それって、ホントです!でも、そうなると“昔の100円”って、今の価値にすると一体いくらくらいなんでしょうね〜?

よい視点じゃな。今日は“お金の価値と物価の関係”を考えてみようかのう。
【問題】今まで100円で買えていたジュースが120円になったとします。お金の価値はどのように変化したでしょうか?
A. 約17%下がった
B. 約20%下がった
C. 約20%上がった
ケロ坊:「Let’s チャレンジ!」

100円のジュースが120円になったんだから…20円上がったということでしょ…だからCの約20%上がったじゃない?
ケロ坊:「姐さん、引っかかりましたね~それは“物価の上昇”のことですね!“お金の価値の変化”の話ですよ~“お金の価値の変化(%)=もとの価格÷値上がり後の価格×100”で計算してみて下さいね。」
ウサ子姐さん:「そうなのね…もとの価格が100円で、値上がり後の価格が120円でしょ…100÷120×100で…およそ83.3かしら?」
ケロ坊「いいですよ♪83.3%なのでお金の価値としては下がったということですね!」

解説するぞい。
基本の考え方として
「お金の価値」=“何がどれだけ買えるか”
お金の価値の変化を割合で表してみよう。
“お金の価値の変化(%)=もとの価格÷値上がり後の価格×100”
もとの価格が100円で、値上がり後の価格が120円なので
100÷120×100⇒約83.3(%)
これは100%-83.3%=16.7%⇒約17%下がったことを意味する。
よって、【正解】はAの約17%下がったじゃな。
物の値段(=物価)が上がると、同じお金で買える量が減る。つまり、同じものを買うのに120円必要になる。
ウサ子姐さん:「物価が上がるとお金の価値は下がるってことなのね~将来のために物価上昇に強いお金の使い方・育て方を考えなきゃ!」
ケロ坊:「だから今こそ、“ただ貯める”だけじゃなくて、“学んで守る・増やす”ことが大事なんですね〜!」
フクロっち先生:「“お金の価値”も、“学び”と同じで“時間によって変わる”もの。それを知らずにいることが、いちばんのリスクなのじゃな。」
インフレ(インフレーション)とは、物価が上昇し、お金の価値が下がること。物価上昇に対応するためには、“支出の見直し”や“資産運用”などできることから始めましょう!
【🌺まとめ】
「お金の価値」=“何がどれだけ買えるか”。物価が上がるとお金の価値は下がる。【計算式】お金の価値の変化(%)=もとの価格÷値上がり後の価格×100

“昔100円”で買っていたもの、今いくらになっていますか?将来のためには「物価上昇に強いお金の使い方・育て方」が大切なんですね。
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