🧠【懐かし脳活】
「三種の神器」って、何だった?

昭和の生活に関わる“憧れの家電”の“三種の神器”って知ってる?

そうね…憧れの家電でしょ。家電ってたくさんあるけど…当時の人々の生活を豊かにしてくれる3つって何かしら…?

では昭和30年代に流行した“三種の神器”をテーマに考えてみようかのう。
【問題】昭和30年代に「三種の神器」と呼ばれた家電製品の組み合わせはどれ?
A. 冷蔵庫・洗濯機・テレビ
B.カラーテレビ・エアコン・自動車
C. 掃除機・電子レンジ・ステレオ
ケロ坊:「Let’s チャレンジ!」

テレビは入ってそうだけど…エアコンってそんな昔からあったのかな…?
ケロ坊:「“一家に一台”が夢だった時代ですよ~。昭和30年代は、白物家電が次々に登場したんだって!」
ウサ子姐さん:「白物家電ね…となると…冷蔵庫や洗濯機ね!正解はAだわ!」
ケロ坊:「正解で~す!これらの普及で家事の負担を軽減し、より快適な生活を送れたんだって。」

解説するぞい。
当時の背景や暮らしについて考えてみようかのう。
昭和30年代(1950年代後半)、日本の高度経済成長期に「冷蔵庫・洗濯機・テレビ」が“三種の神器”と呼ばれる。
当時はまだまだどれも高価で、すべての家庭にあるわけではなく、あるだけで“豊かさの象徴”だったのじゃ。
特に白黒テレビは、皇太子ご成婚パレード(1959年)をきっかけに爆発的に普及したんじゃよ。
テレビの普及により、みんなが紅白歌合戦を見たり、洗濯機により、洗濯板での手洗いから解放され、冷蔵庫により、毎日氷を買わずとも食品を保存できたなど…
家事の負担を減らし、暮らしに“ゆとりと楽しさ”をもたらした、日本の進化の象徴だったんじゃな。
よって、【正解】はAの“冷蔵庫・洗濯機・テレビ”じゃな。
昭和40年代に入ると、次の“三種の神器”として「カラーテレビ・クーラー・カー(自動車)」、いわゆる“3C”が登場!「3C」がそろっている家は“すごい!”と言われたんじゃよ。
ケロ坊:「え、冷蔵庫ってそんなに貴重だったんだ?今じゃ、冷蔵庫も洗濯機も当たり前って感じだけど…昔はすごい発明だったんだね!」
ウサ子姐さん:「白黒テレビでも、映像が映ったときの感動は忘れられなかったでしょうね~。今の“当たり前”が“憧れ”だった時代なのね。」
フクロっち先生:「家庭に“電化の波”が押し寄せた頃じゃな。”持っていれば、特別な力を得たような生活ができる”という意味から、“神器”という比喩がピッタリだったみたいじゃな。モノに感謝する気持ち、大事にしたいもんじゃのう。」
もともと「三種の神器」とは日本の天皇が受け継ぐ3つの神聖な宝物(剣・鏡・玉)のこと。神話では、天照大神(あまてらすおおみかみ)が孫のニニギノミコトに地上を治めさせる際、この“三種の神器”を授けたと言われている。天皇の正統性・権威を象徴するもので、即位の礼(天皇が即位を宣言する儀式)では、“三種の神器のレプリカ”が天皇とともに儀式に登場するとか。
【🌺まとめ】
昭和30年代、日本の高度経済成長期に、「暮らしに欠かせない・憧れの3つの物」ということから「冷蔵庫・洗濯機・テレビ」が“三種の神器”と呼ばれた。それにより、家事の負担を減らし、暮らしに“ゆとりと楽しさ”をもたらした。

今ある家電で「これは手放せない!」と思うものは何ですか?便利すぎる今、あらためて“家電のありがたみ”を感じてみませんか?時代が進むにつれて、“生活革命を起こす3つのモノ”はどんどん変わっていきますね。
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