心理・思考トレーニング 今日の1問(No.13)

心理・思考トレーニング 今日の1問のタイトルと脳トレキャラクター3人のイラスト(013) 心理・思考トレーニング

💞【人の目×自分の軸
「どう見られるか」と「どうありたいか」

ケロ坊
ケロ坊

この前、服を買いに行ったんだけど、“自分が着たい服”“周りから見て浮かない服”でめっちゃ迷ってさ…。結局、無難な方を選んじゃったけど、なんかモヤモヤしてるんだよね…

ウサ子姐さん
ウサ子姐さん

あるある!“自分らしく”って言葉、よく聞くけど、“人からどう見られるか”が気になって、自分の本音がどっかいっちゃう時ってあるのよねぇ…

フクロっち先生
フクロっち先生

ふむ。人は誰しも“人の目”を意識して生きておる。だが、“人の目の中にある自分”と、“自分が思う自分”がズレると、心が疲れてしまう。今日はそんなテーマで、考えてみようかのう。

【問題】職場で「皆の前でちょっとした発表」をすることになったが、周りは緊張した雰囲気。あなたは、心の中では「面白く自分らしく伝えたい」と思っている。“浮かないように無難に”するか、“多少浮いても自分らしく”するかで迷っている。

さて、あなたならどうする?

A. 無難な内容で、まわりに合わせる

B. 自分らしさ全開で、堂々と明るく発表する

C.  ほどよく周囲に配慮しつつ、自分らしさを少し混ぜる

ウサ子姐さん:「わたしはCね。まわりの空気は読むけど、ちょっとだけ“らしさ”を出すようにしてるの。たとえば一言ユーモア”を入れてみるとかね。」

ケロ坊:「ぼくはAかな…。笑われたくないし、目立ちたくないし…って思うと、つい“安全第一”にしちゃう…」

“人の目”を意識すること自体は、悪いことではない。

だが、それが“自分を消すこと”につながってしまうと、本末転倒になってしまうのう。

A“協調型”

空気を読み、周囲に溶け込もうとする。安定感があるが、自分の個性を出しにくい。

B“表現型”

自分を貫き、自己信頼が強いタイプ。ただし誤解されることもある。

C“調整型”

バランスをとりながら自分らしさを表現できるタイプ。長期的な信頼を築きやすい。

わしならBの“自分らしさ全開で、堂々と明るく発表する”を選ぶかな。

失敗したとしても“それが自分だ”と思えれば、恥ではない。

自分の“ありのまま”を自然にかつ誠実に伝えることが大切だと思うのじゃ。

あなたならどうしますか?

📝まとめの一言

ウサ子姐さん:「自分を出すって、怖いけど…誰かが“あなたらしいね”って言ってくれると嬉しいわ。」

ケロ坊:「うん、でも失敗して笑われたら…って思うと、やっぱり慎重になっちゃう…」

フクロっち先生:「“人の目”“自分の軸”――このふたつの間で揺れながら、人は自分らしさを育てていくのじゃよ。」

📚プチ雑学

自己呈示(じこていじ)」を知っていますか?これは、“他人にどう見られたいかを意識して、自分を表現する行動”のこと。SNSや日常会話でも、私たちは無意識に“自分の印象”を調整している。人の目を気にする=弱いでなく、“どう見られたいか”を自分で決められる人=強いのである。

“どう見られるか”“どうありたいか”、あなたはどちらを優先していますか?自分らしさとは、“自分だけの色”を持つこと。周りの人に“その色をどう見せるか”ですね♪

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