【韓国時代劇】風の絵師

風の絵師 時代劇

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韓国ドラマで何を見たらよいか迷っている方へ

こちらはドラマチョイスページです
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今回の作品は【風の絵師】です。

ザックリとしたイメージを持って、作品選びのきっかけになるといいですね!
みなさんにとって心揺さぶられる作品に出会えますように

ドラマのイメージ

★ジャンル分けと5段階評価によって、ドラマの特徴視聴者の好みに対する適合性、バランスの良さ、比較の基準が視覚的に簡潔に伝わり、視聴体験の予測がしやすくなります。

宮 廷 系    ☆☆☆☆☆
ミステリー    ☆☆☆☆
恋   愛    ☆☆☆☆

宮廷系・・権力闘争や権力を巡る陰謀、策謀がテーマ
ミステリー
・・謎の解明に焦点を当て、手がかりを基に事件の真相を推理する
恋愛・・愛情や絆を描く

主要な人物紹介(役名)

★イラストを使うことで、キャラクターの個性や特徴が視覚的に強調され、視聴者はその性格や外見を一目で理解しやすくなります。また、ドラマの雰囲気やトーンも表現され、デフォルメや抽象化によって想像力が刺激されます。これにより、視聴者はキャラクターや物語への理解と共感を深めることができます。

ドラマをイメージした登場人物(男性)のイラスト026

キム・ホンド
高名な天才絵師。
若くして王の肖像画を任され、正祖の寵愛を受ける。写生会でユンボクが知らずに描いてしまった“ひとりの女性”の絵が問題になり、その犯人を捜すために正祖の命で呼ばれる。10年前、正祖の父・思悼世子の御真(王の肖像画)を描くことに任命され遂行する中、陰謀によって殺された親友(ユンボクの実父)の死の謎を解明しようとしている。弟子ユンボクの天才的な才能を見抜き、ユンボクと謎の事件を追う。次第に師弟関係を越えた感情を持つようになる。

ドラマをイメージした登場人物(女性)のイラスト112

シン・ユンボク
絵の才能を持つ図画署の画工。
養父ハンピョンの野心により、女性でありながら男性として育てられる。感性豊かで、自由奔放、見たまま、自分の思うままに絵を描くため、秩序を重んじる図画署では問題児扱いされる。父は絵師、母は伽耶琴の名妓であったが謎の男に殺害される。父の死の謎を明かすために、男装で図画署の絵師となる。妓生のチョンヒャンに心惹かれ、自分の中の女性に気付くことになる。ホンド(檀園〈タンウォン〉)の弟子となるが次第に慕うようになる。

ドラマをイメージした登場人物(女性)のイラスト113

チョン・ヒャン
伽耶琴の名妓。
ユンボクの絵のモデルになり、彼女が女性だと知らずに惹かれていく。ジョニョンのもとに売られるが、ユンボクが苦境に立たされると手助けをする。女性と知ってからもユンボクへの想いは変わらない。やがて、ユンボクの力添えにより、ジョニョンの元から去ることができる。女性らしく健気である。

ドラマをイメージした登場人物(男性)のイラスト027

キム・ジョニョン
絹と紙の豪商。
賤民出身であるが、才覚と野心で両班と通じるようになり、国の需要品の販売を独占する。清との交易があり、美術品などの見る目も確かで、ユンボクの才能にも目を付ける。貞純王后や私利私欲にまみれ、ホンドやユンボクを煙たく思っている朝廷の重臣たちと関わりを持つが、うまく利用される。記録を重視する正祖が王位に就き、紙を扱うことで勢力は一層強まり、すべてを手にする。チャンヒョンに執着するが、彼女の心は掴むことができない。

ドラマをイメージした登場人物(男性)のイラスト028

正祖(チョンジョ)
朝鮮王朝第22代王。
ホンドとユンボクに“10年前の、絵師の死にまつわる謎を解き明かし、罪人として悲劇的な死を遂げた父・思悼世子(サドセジャ)の肖像画を探せ”という秘密の任務を与える。その肖像画を根拠に、思悼世子を復権させ、“罪人の息子”と自身を揺さぶる貞純王后を中心とする派閥を振り払い、新しい時代を開こうとする。ホンドとユンボクの才能を一番に評価し、必要な存在でもあるため、幾度となく2人のピンチを救う。

ドラマをイメージした登場人物(女性)のイラスト114

貞純王后(チョンスンワンフ)
正祖の祖母。
朝鮮王朝第21代王・英祖(ヨンジョ)の継妃。思悼世子の死に深く関わっている人物であり、ホンドの親友であり、ユンボクの父の殺害にも関わっている。ユンボクが写生会で描いた罪に問われている絵の中の女性(両班の女性)。お忍びで宮中を抜け出したことを、対立している正祖に知られることを恐れ、自分の絵を描いた絵師を捜し出し、処刑することを臣下に任命する。

ドラマをイメージした登場人物(男性)のイラスト029

シン・ハンピョン
元老画員で、ユンボクの養父。
幼少期のユンボクの才能に気付いており、ユンボクの父親が亡くなったことを聞き、シン家の繁栄のために利用しようと、男性として育てる。

ドラマをイメージした登場人物(男性)のイラスト030

シン・ヨンボク
ハンピョンの息子。
己を犠牲にしてまでも、義弟ユンボクのために力になる。ユンボクが御真を描く際に必要な顔料を調達するが、材料が引き起こす中毒により命を落とす。

ドラマをイメージした登場人物(男性)のイラスト031

チャン・ビョクス
図画署(トファソ)の別提〈ピョルチェ〉(最高責任者)。
朝廷の重臣たちと結託し、御真の絵に使う顔料に細工をしたりとホンドとユンボクを陥れるため色々策略を巡らす。

ザックリあらすじ

★「ザックリあらすじ」は、ドラマの魅力を簡潔に伝え、どのような展開や雰囲気が待っているかを予測させ、視聴者がそのドラマに興味を持つかどうかを判断する材料を提供することができます。

18世紀の朝鮮王朝時代。ユンボクは幼い頃に何者かに両親を殺されるが、その絵の才能に気付いたハンピョンに絵師一族の名誉のため、男性として育てられ、性を偽ったまま図画署に入る。図画署(トファソ)で絵師として働くユンボクはある日、写生会でひとりの女性の姿を描く。しかし、その女性の正体はお忍びで宮中を抜け出していた貞純王后(チョンスンワンフ)だった。彼女はその事実が正祖(チョンジョ)に知られることを恐れ、絵師を捜し出して処刑することを臣下に任命するが捜し出せず、正祖の命でその任務を受けたのがホンド(檀園〈タンウォン〉)だった。ユンボクの才能を認めるホンドはユンボクを救おうとするが、結局、ヨンボクが義弟・ユンボクの身代わりに、図画署を追放されることになる。貞純王后らの思惑を知らないユンボクは、自暴自棄になるがユンボクを愛する妓生チョンヒャンに助けられる。そして、ユンボクの才能を認めるホンドは、師匠としてユンボクを指導すると同時に、10年前に殺された親友(ユンボクの実父)の死の謎を解明しようとする。ユンボクもまた女人禁制の図画署に入った本当の目的は10年前の父の死の真相を解明するためだった。その後、ホンドとユンボクは、朝廷の重臣たちの陰謀により宮廷から追放されるが、正祖は“10年前の父・思悼世子(サドセジャ)の肖像画”を探すよう2人に密命を出す。果たして2人は謀略と危険をくぐり抜け、肖像画を見つけ出し、関係者の死にまつわる秘密も明らかにすることが出来るのか !?親密さを増していく2人の師弟関係を超えた淡い恋心の行方は⁉

見どころ

★「見どころ」を示すことで、独自の視点を通してまだドラマを観ていない人が視聴したくなるきっかけとなり、そのシーンやエピソードに対する期待が高まります。ドラマの奥深さが伝わり、より深い視聴体験を提供することができます。

  • ホンドとユンボクとの出会い
  • ホンドとヨンボクが罪を犯してしまったユンボクを守り抜くシーン
  • ヨンボクの義弟・ユンボクへの想い
  • 正祖が幾度となくホンドとユンボクのピンチを救うシーン。(“お出まし”が絶妙なタイミング!)
  • 劇中に散りばめられている当時の朝鮮絵画の代表作とその優れた映像美
  • ユンボクの正体を知った時のホンドの態度や様子
  • 正祖とユンボクの初対面のシーン
  • 牢獄の柵越しに話す、ホンドとユンボクの“お互いがどんな存在だったか”を問い合うシーン
  • ジョニョンのチャンヒョンへの想い
  • 天才絵師同士の師弟愛とロマンス(言葉ではなく表情や仕草に注目!)
  • 正祖の御真を描くホンドとユンボクの共同作業

作品情報

  • 全20話
  • 韓国での放送:2008年9月24日~2008年12月4日(SBS)
  • 歴史上、13歳差のキム・ホンドとシン・ユンボクは、同じテーマを描いた作品が多く残されていることから、同じ時期に図画署(トファソ)(絵画に関わる業務を担当する部署)に在籍していた。
  • 水墨画から風俗画まで幅広く描き、正祖(チョンジョ)をはじめ王族の肖像画も手掛けたキム・ホンドは韓国では知らない人がいないといわれる高名な絵師。シン・ユンボクも有名だが彼に関する資料はほとんど残されていない。
  • ドラマで貞純王后(チョンスン)の逢瀬の場面を描いたとされたのは、シン・ユンボクの作品『人待ち』がモチーフ。
  • ドラマでは独自の解釈を加えているが図画署の中で女性の姿を描くのは禁忌だった当時の作品としてはやはり異質。女性的で繊細な世界観シン・ユンボクの作品は危険視され、その結果、図画署を追われたという説もある。
  • 李氏朝鮮後期に実在した、当時の代表的な画家キム・ホンド(金弘道)シン・ユンボク(申潤福)を主人公にファクションの物語を展開。*ファクション(ファクト+フィクション)という新たなジャンルを作り出した作品でもある。
  • ユンボクが男装の麗人として描かれているのはフィクションだが、陰謀で命を落とした正祖の父親の名誉を回復するため、ホンドとユンボクが奔走したのは事実(ファクト)だという説もある。
  • 絵の構図を実写で再現している部分もあり、このドラマをきっかけに朝鮮絵画に興味を持つようになった人も多い。
  • 博物館にも所蔵される2人の名画の数々が巧みなCGで再現されるなどクオリティの高い名作。
  • 韓服に加髢〈カテイ〉(女性の髪の装飾の一つで、髪を豊かに見せるために、他人の髪の毛を入れて編み上げたスタイル)の女性らしい姿で、シン・ユンボクの『美人図』を巧みな筆さばきで描く。


    ★ドラマの「表題」画像は、視聴者にいくつかの重要な情報や感情を伝えるためにデザインされています。以下のような要素が伝わることが多いです。
    ジャンルやテーマを反映し、色合いやキャラクターの表情を通じて、視聴者に重要な情報や感情を伝えます。主要キャラクターの配置や関係性、画像の色調や背景によって、ドラマ全体のトーンや雰囲気が示され、視聴者はその第一印象を得ることができます。

    ★キャラクターの「身長」「生年月日」「血液型」を表示することで、以下のような情報が視聴者やファンに伝わることがあります。
    キャラクターの身長や血液型などの詳細な情報は、キャラクターのイメージを具体化し、視聴者が理解しやすくなります。また、視聴者が自分と比較することで親近感や共感を覚えやすくなり、キャラクターやドラマに対する愛着を深める効果があります。これらの情報は、キャラクターの魅力を伝える重要な要素です。

    ★ドラマの「相関図」は、登場人物同士の関係性を視覚的に整理し、物語の展開やキャラクター間の複雑な関係を理解しやすくするための重要なツールです。特に複雑な人間関係や多数のキャラクターが登場するドラマで役立ち、新規視聴者がスムーズに物語に入り込むことを助けます。

「表題&プロフィール」「相関図」を以下に掲載いたしました。ドラマの“作品チョイス”の一環としてお役立てください。

表題&プロフィール」↓

表題 「風の絵師」
引用:公式サイト

左から

  • ムン・グニョン(シン・ユンボク役)
    生年月日:1987年5月6日
    身長:165cm
    血液型:B型
  • パク・シニャン(キム・ホンド役)
    生年月日:1968年11月1日
    身長:178cm
    血液型:B型

「相関図」↓

「風の絵師」の相関図
引用:公式サイト

まとめ

【風の絵師】は18世紀の朝鮮王朝時代、密命により王の肖像画を描いていた元老画員が謎の死を遂げ、それを調査していた画員らも次々と殺される事件が勃発する。ユンボクは父の死の謎を明かすために、男装で図画署の絵師となり、師匠の天才絵師・ホンドと共に、絵の中に隠される事件の真相を探っていく。宮中の陰謀に巻き込まれながらも、いつしか2人は師弟関係を超える愛を育んでいくという作品です。

ユンボクの可愛い男装や女人の装い、御真画師が始まる前の儀式、気心が知れて会話が漫才のようになってくるホンドとユンボク、すべての謎が解明された後のホンドとユンボクの本当の気持ち、さらに歌手チョ・ソンモが歌う「風の歌」は聴きごたえありますので、実際ご覧になっていただき、さらに作品を味わってみてくださいね。

心にグッとくる作品を見つけましょう!

「花」「花言葉」は、登場人物の心情やドラマのテーマを視覚的に強調し、豊かで感情的に共鳴する表現が可能になります。これにより、ドラマの世界観を視聴者に深く伝えることができます。
 以下に掲載いたしましたのでご覧ください。

「花言葉」には専門機関による公式な管理がなく、時代や文化によって変化し続けてきたため、一つの正しい解釈が存在しません。そのため、どの「花言葉」が正しいかは見る人や贈る人の感性に委ねられるため、このブログでは様々な本やサイトの中から作品のイメージに合うような独自の感覚・好みで採用しております。

【プチ知識】この作品をイメージした花を紹介します。

『懐かしい関係』、『密かな恋』、『尊敬』を花言葉に持つ【青色のツユクサ】です。

青色のツユクサ(ドラマのイメージの花)

内側に付く3枚の花弁のうち、2枚は大きく鮮やかな青色で、残りの1枚は小さく白いためあまり目立ちません。おしべは6本あり、そのうちの2本がめしべとともに前に長く突き出しています。花言葉の「尊敬」は聖母マリアの服の色をイメージすることから付けられ、鮮やかな青色には浄化作用があり、幸運を意味するとも考えられています。和名は「露草」で、花の汁は水で消えるという性質があり、出来上がって洗った時に下絵が消えることで重宝されています。

参考文献

『韓国名優カタログ』(学研パブリッシング)
『韓国スター俳優完全データ名鑑』(扶桑社)
『韓国時代劇バイブル』(日経BP社)
『韓国時代劇パーフェクト大辞典』(竹書房)
『韓国ドラマのすべてがわかる』(コスミック出版)
『韓流20周年』(辰巳出版)
『花図鑑』(西東社)

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